株式会社SCOUTERのCOOが人事を尽くして考えた

渋谷で「SCOUTER」を運営する株式会社SCOUTERのCOOがスタートアップ・組織について書いているブログです。

【新入社員の皆さまへ】圧倒的な結果を残す人間は三種類しかいない

はじめに

10日間あったGWも最終日となってしまいました。早いものですね。実はSCOUTER社にも4月に新入社員が3名入りまして、簡単な研修を行いました。研修と言っても、一週間のみで主な内容はSCOUTER社で活躍するためにはどんな考え方で挑めばいいのかみたいな内容がほとんどでございます。その中でタイトルの内容を話しました。圧倒的な結果を残す人とはどんな人かという話です。スタートアップに入りたいと思う人たちは成長したいという気持ちが強いです。なぜ成長したいのかと言えば、何かしらの結果を出したいからだと思います。その結果はお金が欲しいでも、事業を創りたいでも、モテたいでも何でもいいのですが、とにかく人よりも優れた結果を出すために成長したいと考えているわけです。なので、目的としては何かしらの結果を出したい訳で、成長したいはその手段であると勝手に理解しております。ということは成長する方法よりも結果を出す人について理解した方がゴールに近づきます。そこで山田が会社を始めてから5年少々の間、観察した結果を行き着いた結論をまとめます。

結果を残す三種類の人間

世の中には「なんちゃら力を高めよ」というアドバイスがたくさんあります。もちろんそれは重要なことです。一緒に仕事をしていても、もっとコミュニケーション能力高かったらなーとか、もう少し論理的に考えることができればと思うことは多々あります。ただ世の中に求められる力は無数にある訳で、それを一つ一つ潰してたらキリがありません。成長したい→論理的思考力を高めよう→高まった!!嬉しいという発想はそれこそ成長が目的になってるわけです。そんなことをしなくても結果を出してる人はたくさんいます。要はもっとシンプルに考えることはできないかと思うわけです。そこで僕の周りにいる結果を残してる人たちを観察してみました。この人たちはなんで結果を残してるんだろう。それらを考えて分類し続けるわけです。すると、実はたった三種類に分類することができました。それが以下の三つです。

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パターン1:人生の総エネルギー量が高い

一つ目は「人生の総エネルギー量が高い人」です。みなさんの周りにもいると思います。どんなに動いても疲れない人。ずっと元気な人。どんなことにも興味を持ってやり始めちゃう人。あの類です。これは恐ろしく人間として有利です。そして世の起業家のほとんどはこのタイプでしょう。この人生を生きることにおいての活力や精神力を僕は人生の総エネルギー量と呼びます。ちなみに、山田はこれが異常に少ないです。とにかく動きたくない。新しいことを始めたくない。めんどくさい。人と会いたくない。なるべく寝てたい。常にそう思ってるわけです。この人生の総エネルギー量はみなさんが思ってる以上に差分が大きいです。そして残念なことにこれは先天的な要因の方が大きい気がします。もちろん多少、後天的に高くなることはあると思います。その最たるものが「死を感じた経験」でしょう。死にそうになった経験がある人は残りの時間を明確に意識したり、与えられた命を全うしようと思い、総エネルギー量が高まるのだと思います。ということで、一つ目の結果を残す人は人生の総エネルギー量が高い人です。総エネルギー量が高ければ、行動量で圧倒できる、人がやらないことにチャレンジする、人から助けてもらえる、どんな時も前向きに活動することができる。これらの要因が結果を残す理由になります。

パターン2:先天的な知能指数が高い

二つ目は「先天的な知能指数が高い人」です。この知能指数ですが、大きく分けると「想像力」と「言語能力」の二つが重要です。人は想像の範囲でしか生きていくことができません。つまるところ、想像できないことは一切できないのです。そして人のコミュニケーションの大半はすべからく言語で行われます。言語で理解し、言語で表現するわけです。とりわけビジネスの世界で圧倒的に知的な人というのはこの言語能力が圧倒的です。複雑な内容を一瞬で理解し、簡単に表現することができる。これこそが結果を残せる所以です。これらの知能指数が高いと、当然ですが他人の数倍のスピードで仕事を処理でき、他人が知らない情報を活用して意思決定ができ、他人が触れられない複雑な仕事に取り組むことができます。普通の人ができない仕事を行うことができるからこそ、圧倒的な結果を残す理由になるわけです。

パターン3:人生の戦略性が高い

最後は「人生の戦略性が高い人」です。人生の戦略性とは言い換えれば人生の投下時間が一点に集中しているか、それが時系列的に相乗効果を生み出しているかです。人生の時間配分には一般的なものがあります。多くの人々はその一般的な時間配分で人生を過ごしてます。しかし、世の中にはその時間配分を変え、何か一点に集中することで他人よりも優れた結果を出す人がいます。時間というのは全ての人間に同じように与えられた条件です。しかし、その使い方は自由。圧倒的な結果を残してる人に話を聞くと、多くの方々は一つのことに時間を集中させています。その集中のさせ方が強ければ強いほど、当然結果は出やすくなります。戦略とはやらないことを決めることです。人生において不必要だと感じたものを捨てることができた人は圧倒的な結果を出すことができるのです。僕自身も仮にこの三つのどれに属するかと問われればこのパターン3になるかと思います。一般の人が手に入れてるものを僕は持っていませんし、今なぜこの仕事をしているのか明確に時系列的な理由があります。そこに明確にやるべき理由を理解しているからこそ、100%集中できるし、他の人よりも時間で圧倒的できる。多くの結果を出してる人は意外とこのパターン3で結果を出しております。

結論:凡人は人生の戦略性を高めるしか方法はない

読んでいく中で気づいた方も多いかもしれません。パターン1と2はかなり先天性に近いものです。読んでいる中で私は人生の総エネルギー量高いなと思った人、知能指数高いなと思った人。おめでとうございます。何よりもそれを活かしてください。自ずと結果は出てきます。重要なことは多くの人々はそんな先天性を持っていないということです。そして、その先天性を持ってる人たちと同じレベルの結果を残すには「人生の戦略性を高めるしかない」ということです。これが凡人が唯一結果を残す方法です。もし結果を残す人間になりたいと本気で思っているのであれば、あなたの人生の戦略性を高めてください。一つのことに時間を集中投下してください。若いうちにしかそれはできない気がします(自分が一応まだ若い部類に入るので、歳を取ってからのことは想像でしかありませんが)。そして、若いうちは捨てても良いものを明確にして、それは完全に捨て去ってください。大丈夫です。歳を取ればいつか取り戻せます。自分の人生、何に集中すべきか。よく考えてください。考えてもわからない場合は集中できるものを探し続けてください。自分の時間の大半を投下できるものがないことこそが、結果を出せる人間になれない最大の理由になります。

ということで、もし今の会社で働き続けたら結果を出せる人間になれないと感じた新入社員の方がいましたら、僕と会ってみませんか?SCOUTER社は19卒採用を延長しております。会社に入って1ヶ月。違うと思ったら今かもしれません。19卒限定で採用します。以下からお申し込みくださいませ。

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